撤退ラインを最初に決めると計画を立てられる

近所のゲーセンにフラッと立ち寄って、クレーンゲームをやってみました。
昔からクレーンゲーム好きなんですよね。
といっても子供の頃に千円くらいで人形ちょっと取れた良い思い出があるくらいで、一年に一回くらい200円遊ぶ、みたいなものです。
フラッと入ったら、まぁ、取ったら話のタネになるかな〜という程度に欲しい景品があったのと、財布に小銭が溜まってたのでやってみました。
小銭が無くなるまでやっちゃおう!と決意したので、これは絶対にとれる!と始めました。
ところが。。。

取れそうで取れない、もどかしい感じ

後ちょっと動けば落ちるのに。。。
取れない!
小銭が無くなった時点でそんな感じになってしまいました。
とても興奮します。持ち上げて、動かすんですが、1センチ動いたか?あれ?戻った?と、上手い具合にできてます。
年甲斐もなくドキドキしてしまいました。

ここまで来たら止まりません。
セールスレターで興奮してしまって顧客の声読んでる時のような気分。
千円札を両替に走ります。

その千円が無くなって、後1センチも動かせば落ちるのに。。というところ。
さすがに私も冷静になってきました。
このまま帰るか?
それとも追加でやるか?

中途半端だと何も得られない

もしここで諦めて帰った場合、金額分は楽しめたと思いますが、景品としては何も得られない訳です。
しかしもうここまで来たら必ずとる!と決意して、再度両替して挑戦。
無事に取ることが出来ました。

常に撤退ラインを意識しよう

今回、私は小銭が無くなるまではやる、と最初に決めました。
撤退するのなら小銭が無くなった時点でした。
そこまでなら景品が取れなくてもゲームを楽しめたし、財布も軽くなったし、良かったと思えると最初に決めたのです。
そのラインを乗り越えた後、辞めるかどうかを迷うのは良くありません。
取ると決めたのであればそこまで徹底的にやるべきです。

これはシステム開発でも同じです。
この機能を実装しよう、と決めても、技術的に実現可能かやってみないとわからない、という場面があります。
その時どこまで技術検証するか?を事前に決めておくのです。
ズルズルと今までにかけた時間やお金を考えて難しい機能を作るよりも、すっぱり諦めてほかの事をした方がビジネスとしては良い形になるはずです。
エンジニアは積極的に無理、と言わない、言いたく無い生き物なので、こちらから決めてあげると良い形になるはずですね。

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