システム開発では何を作らないかが大事
最近ポモドーロテクニックやってます。
ポモドーロテクニックというのは、25分集中して、5分休憩する、を1セットとして考えて作業する、効率アップの方法です。疲れ切ってしまう前に、適度に休憩を挟むことで集中力を維持する、みたいな考え方ですね。
最初はあまり効果ないかな〜と思ってたんですが、だんだんコツを掴んで来ました。
コツは5分休憩の時は休憩することを徹底することです。
なんとなくネットサーフィンしたり、テレビを見たりしてはダメ。寝ているのと同じか、暝想してるくらいに意識を集中させて休む。
そのくらいすると、次のターンの25分も集中できますし、夕方になってもそんなに疲れを感じない気がします。
何事も改善していくことが重要ですね。
システム構築でも改善が大事
実はシステムを作る時も同じです。
まずはスモールスタートで作る。とにかく動くレベルのものを早めに作るのです。
最初は(最初だけではないですが)夢が広がりがちです。
そこをグッと我慢して、最低限の動作を目指すのです。
動いたら何を改善するかを洗い出します。
この時も無限に改善点は出て来ますが、優先順位をどうつけるかが大事。
これはむしろ開発「しない」事を決める作業です。
やりたいこと、つけたい機能をあげだしたらキリがありません。。。
良いシステムとは何なのか?
最終目的はなんなのか?
工数を減らす事なのか、利益を上げる事なのか?
その最終目的に最短で到達するために必要な機能はどれなのか?
これを考えなくてはなりません。
良くやってしまいがちなのが、最終目的を意識せずに、こんな機能あったら便利!と思う機能をつけていくこと。
便利かもしれないですが、はたしてそれが利益につながるのか?を精査しておかないと、時間もお金も使ったのになんか成果の出ないシステムになってしまいます。
エンジニアは良いもの、喜んでもらえるものを作りたい
また、エンジニアは成果の出るシステム、役に立つシステムを作りたいと心から思ってます。
作った機能がすごい良かったよ!と言われたいのです。
そーゆー機能に絞り込んでやりましょう。
最終的に良いシステムになれば、外注業者であれ、内部で抱えているエンジニアであれ、喜んでくれます。
報酬以上の働きをしてくれること必死です。
うまくエンジニアの琴線を弾けるかどうか?が良い製品を作ることには重要なので、気に留めておくと良いでしょう。
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