儲かるアプリを思いついた人がシステム会社へ依頼する前に考えるべきこと
システム開発やってますというと、前に投資したんだけどあんまり良いもの作れなかったよ、みたいな話を聞きます。
あとはこんなの作りたいんだけど、どうかな?みたいな話はとてもよく聞きます。
よくあるWebサービス作ったら良いビジネスになるんじゃないか?と考える方へ、システム開発の企画を成功させるポイントをお伝えします。
ビジネスとして成功させるために・・
よくあるのが、こんなWebサービス作ったら儲かるんじゃないか?という話です。
Webベンチャーで働いていた時は毎日のようにこんな夢物語を語っている人がたくさんいましたね。
それ自体は悪い事ではないですが、実際そのサービスを作ってユーザーを獲得するのにどれだけのコストがかかるのか?を真面目に考える人がほとんどいません。
たまにはてなブログで素人が3日でWebサービス立ち上げるまでにやったこと、みたいな記事があがっています。
こういった記事を鵜呑みにして、カンタンにサービスできちゃうんじゃないか?と勘違いしてしまうようです。
まともなシステムを作ろうと思ったら数百万円から数千万円の投資を覚悟する必要があります。
さらにそこにサービスを運営する人の人件費や広告費がかかります。
ビジネスモデルにもよりますが、いきなりキャッシュが入って来ることはあまり無いです。
そこまで投資して、回収する目処があるのなら、開発して良いです。
もちろん例外はあって、自分がエンジニアで自力でコツコツとサービスを作れる場合は別です。
この場合は開発費がまるまる浮くわけで、広告費や営業費用さえ考えておけば良いのです。
ただ、普通に考えてお金になる仕事をしつつ、空いた時間でサービス開発するのはとても大変なのでなかなか難しいですね。
ビジネスを遂行するのに必要最低限の機能を洗い出すこと
サービスを作ろう!となった時によくある間違いがいろんな機能を最初から作ろうとする事です。
サービスを立ち上げるときは、顧客がお金を払う機能に集中するべきです。
まだユーザーが1人もいないのですから、顧客がその機能に価値を感じるかはまだ未知数なわけです。
それにもかかわらずその機能に付随する機能を細かく作りこんだり、少し使い勝手をよくしたりすることに開発費を使ってしまうと、万が一顧客がその機能に価値を感じ無かった時にやり直しが出来なくなります。
顧客がお金を払って初めてその機能は価値があったと言えるのです。
適切なシステム開発会社を選び、良好な関係を築くこと
システム開発はほとんどの場合、オーダーメイドになります。
どんなにスキルの高い人間でも、他人が作ったシステムは扱いにくいものです。
反対にそこそこのエンジニアでも、自分が作ったシステムは扱いやすいです。
最初のシステムを作ったあと、拡張したい、保守をしてほしい、となった場合は作った開発会社に任せるのが、最も効率の良い方法と言えます。
開発会社というより、人ですね。
良い開発者を見つけたら、囲い込むくらいの事をしても良いと思います。
よくわかっていないエンジニアを2人雇うより、わかっているエンジニアを2人分の待遇をした方が圧倒的に投資対効果あるはずです。
システムを使ったビジネスは一度仕組みができてしまえばとても効率の良いビジネスになります。
仕組み化するまでのハードルは低くは無いですが、十分な顧客が見込めて、投資を回収出来るならやってみる価値がありますね。
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