自社商品がもっと評価されてもいいはずなのに!と思っている方への処方箋


サラリーマンの方でもっと自分は評価されてもいいはずなのに!と思っていたり、自営業の方でもうちの商品はもっと高く評価されていいはずと思っている方は多いと思います。
今回はなぜ周りがあなたやあなたの商品を評価してくれないのか?どうしたらもっと評価してもらえるようになるかをお伝えします。

 

なぜ評価してもらえないのか?

 

私はもともとWebエンジニアとしてサラリーマンをやっていました。独立してみて、自分のスキルを商品としてやっていく中で、気づいたことがあります。
それは自分がいくら高いスキルをもっていたとしても、それを相手が理解していなければ全く評価されないということです。
例えば私は大概のアプリは時間さえあれば作れます。私1人でできることとしては、その辺のプログラムの一部分を改修しているだけのプログラマーに比べると抜きん出ていると思っています。(もちろん上には上がいることは承知してます)
また、大概のITコンサルタントと呼ばれる人と比べても、実際に手が動かせる分、めちゃくちゃ便利だと思ってます。世の中には口だけ出して、手を動かさない、本当に意味のない人が結構いますので。。。
ですが、これは私が今までサラリーマンとしてやってきたなかで自分が感じている「だけ」の価値です。実際にサラリーマンとして少ない人数で最大の成果を発揮しなくてはいけない、中小企業の現場では重宝されていたと感じています。
しかし独立してみて感じたのは、この価値って実は使ってもらわなければ感じてもらえないことを痛感しました。独立してからは自分のスキルを売るフェーズから入るため、お金が絡みます。

お金を払うときの人間のシビアさは、最近になって痛感しています。そうすると、スキルの表現方法で如実に報酬が変わってくるため、そのように感じるのです。
私のスキルは変わっていないのに、それを表現する言葉が変わるだけで、相手の受け止め方が変わり、報酬が変わるのです。
言われてみると当たり前のことなのですが、本当にそれを意識して毎日行動できている人がいったいどのくらいいるのか?ということです。

 

またさらに面白いのが、相手によって私の価値の受け止め方も変わってくることです。
一度でもシステム開発を外注したことがあるような人や、同業者の方からはとても高い評価をいただけるのですが、「最近Facebookページはじめようと思ってるんだよね」といったレベルの方からだと、ちょっとITに詳しい若いニイちゃんくらいの扱いを受けます(笑)
つまり受け手が何に価値を感じるのかが重要なのです。IT知識があまりない人にとっては、私の知識はなんか凄そうくらいにしかわからないんですね。

で、そこに対してお金を払うか?というと、なんか凄そうだけどその辺のITに詳しいだけのニイちゃんにそんなお金払う価値あるか〜?みたいになるようです。

 

これはマーケティングの基本ですね。誰をターゲットにして、どのようにアプローチするのか?
これが間違っているから、あまり評価されずに終わってしまうのです。

 

どうしたら評価してもらえるのか?

 

もしあなたがサラリーマンであれば、選択肢は2つです。
評価されるように自分のアピール方法を変えるか、自分の価値を認めてくれる職場に転職するか、です。
アピール方法を変える場合は、受け手側が何に価値を感じるかを事前にリサーチしないと同じ事を繰り返す事になります。

 

サラリーマンでなくても考え方は同じです。ですがサラリーマンよりは選択の幅が広いですね。サラリーマンはおそらく上司を選べませんが、事業主は顧客を選ぶ事ができます。
自分の商品の価値を最も高く評価してくれるのは誰なのか?そしてその人はどこにいるのか?どう伝えたらわかってもらえるのか?
単純な問いですが、自分の頭の中で考えているだけでは答えが出ないので、とにかく行動していく事が必要ですね。

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