お客様におばあちゃんからの手紙を送ろう!

stamps多分このタイトルだとわけわからないですよね。
売上を伸ばすために、最初にすべきこと、それは既存客のフォローです。新規客を獲得するよりも、既存客にリピートしてもらう方が7倍カンタンと言われます。
まずはてっとりばやく、既存客にDMを送るのがいちばんいいのです。
ではどんなDMを送ればいいのか?今回はこれを説明します。

既存客に送るDMの鉄則

既存客に送るDMの鉄則として、「他の誰でもない、その人に届けるメッセージですよ」とわかるようにすることが大事です。
大衆に向けられたメッセージというのは、反応してくれる人が少ないです。身近な例で言うと、飲み会のお誘いなんかがわかりやすいでしょう。
自分の身近な人たちのメーリングリストや、LINEグループで、「今度飲みいこうぜ!」と誰に言うでもなく呼びかける場面を想像してみてください。ノリのいいやつは来るでしょうが、来ない人は返答すらありませんね。
これは「その人に届けるメッセージ」になっていないからです。
LINEグループで誘うよりも、個別のメッセージで誘うだけでかなり確率は変わってきます。
例がしょぼすぎるんですが、本質は同じことです。

もっともいいDMの手本

もうタイトルに出してしまっていますが、手本とするべき手紙は、「おばあちゃんから孫への手紙」です。
想像してみてください。質のいい封筒に筆文字の達筆な字で、自分の名前が書かれています。開けてみると、香り付き和紙のほのかな香りと、上質で心地よい手触りの便箋がでてきます。きれいな字でかかれた、自分の健康や近況を心配する文章。元気にしてる?寒くなってきたからちゃんと布団かけて寝るんだよ。お前は小さい頃よく風邪をひく子だったから・・・・。そんなたわいない文章であっても、一言一句しっかりと読むことでしょう。
あなたがおばあちゃんを嫌いな人でなければ100%開封して、最後まで読みますよね。返事が必要な内容であれば、必ず返すでしょう。
これが手本とするべき手紙なのです。

いや、わかるけれどそんなのできないよ。。。

手本となる手紙が「おばあちゃんの手紙」というのはわかった、でもそんな手間のかかることやってられないよ、そう思うかもしれません。
確かにそうです。顧客が多い商売ならなおさらです。
そんな時は、せめて顧客をいくつかの区分にわけましょう。初めて購入してくれたお客様と、何年もお付き合いのあるお客様におなじDMを送っているのでは、とてももったいないです。「他の誰でもない、その人に届けるメッセージ」感がだせません。
初めて購入していただいたお客様には、購入してくれたお礼と、自社の理念や商品のなりたちなど、自分たちのことを知ってもらう内容を伝えて関係性を築きましょう。このお客様は自分たちとの関係性が一番薄い人たちです。それゆえ、一番離れていってしまう可能性の高いお客様です。できることなら手書きの一言メッセージなども添えて、さらに「その人に届けるメッセージ」感をだすのがいいです。
このようにお客様をいくつかの区分にわけることで、自社との関係性に基づいて、「その人に届けるメッセージ」感をだすことができるのです。

こんなカンタンなことで反応が変わってくるのならばやらない手はないですね。

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